太鼓の雑文ノート

現在のブログテーマ サカつく6脳内補完物語  〜沢田タケシブルースの果てに〜

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2008/12/26 Fri  23:24:37 » E d i t

 » 鳥居塚伸人  〜後輩に送る優しきラストパス〜 

第5回コラムは鳥居塚選手。
鳥居塚選手は後輩思いの優しい性格だといわれています。
そんな鳥居塚選手を追いました。

クラブ広報からの紹介文はこうなっている。

   鳥居塚伸人
クロサー
群馬のファンタジスタ。相手の裏をつく絶妙なフェイントと
DFラインを切り裂くラストパスで中盤を支配する。
その円熟のテクニックは芸術の域に達している。

(一部カットしています)

横浜Fの監督は背番号に特別な思いを持っている。
1〜11の背番号はレギュラーにと思っている選手がつける。
さらに6年目の今年は13〜20の背番号にも意味を付し
スタメン奪取を期待する選手の番号にした。

鳥居塚選手の背番号は43
2年生時にレベルは3まで上がっていたが背番号がレギュラー番号になることはなかった。
そして控えに与えられる番号にも選ばれなかった。

それが開幕から3戦目にはスタメンの座を勝ち取りレギュラーに定着した。
しかし10試合出場した後右SMFもプレーできるFW高橋大輔が入るとすぐさま高橋を起用した。
力は圧倒的に鳥居塚のほうが上なのにだ。

鳥居塚に監督への不信感は無いのだろうか?
聞いてみると穏やかな顔で彼はいった。

「いえむしろうれしかった。
ちょうど僕のポジションは控えがいなくて不安だった。
僕が卒業したらどうなっちゃうんだろう?ってね。
だから高橋が入ったとき、僕が監督に言ったんです。
大輔を使ってやってくれと。」

本当にそう思っているんだろうかとさらに探りを入れてみた。

でも選手である以上試合に出たいという思いはあるでしょう?

そうすると屈託のない声で彼はいった。
「僕はこのクラブが好きなんです。
群馬から引っ越してきたとき僕に仲間はいなかった。
このクラブに入ってみんなとサッカーをとおして友達がたくさんできた。
ぼくは卒業後このクラブで働くのが夢なんです。
高橋はこのクラブをこれから引っ張っていく存在になって欲しいんです」

鳥居塚は面倒見のいい選手だ。
自分の力を試合出場ではなく後輩へのアシストでチームに貢献したいと考えている。
陰日なたのない彼の性格が3年生と1.2年生との良い架け橋になっている。
彼のことを悪く言う選手はいない。

時はすでに11月。
年が明けると3年生は引退になる。
鳥居塚伸人 引退まであと1ヶ月
群馬のファンタジスタが送る優しきパスを卒業後も見られる日がおそらく来るだろう。
それはクラブにとって幸福な日々になるはずだ。


(*このコラムはサカつくDSプレイコラムでありフィクションです。
 実在の選手とはなんら関係ありません。)

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2008/12/27 Sat 08:25:49
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